ライダーとしての経験も去ることながら、メカニックとしても着実に経験と実績を積んできたオジャズ。
2000年にはモトクロス国際A級ライダー、小栗伸幸のチームのメカニックとして、パリダカールラリーにも参戦し、ラリーの世界選手権ランキングに20位で名を連ねた。
その後、26歳で独立。当初はそれまで努めていた関係もあり、多くの会社から重機の出張修理の依頼があり、いよいよ店舗を持つことを考える。そこから“重機も扱えるバイク屋”という異色な存在として、現在の清水市袖師町にオジャズ・ファクトリーを開店した。
オジャズ・ファクトリーは、中部陸運局認定工場なので、バイクだけでなく一般の自動車の車検や整備もバッチリ。小澤社長自身もお気に入りのアルファロメオや、バイク積載用のハイエースなどの中古車も、常時店頭に並べている。
「ないものは作っちゃえばいい」という発想のファクトリーには、小さな工場とは思えないほどの特殊な工作機械も豊富。アルミや金属系の加工をはじめ、様々な“ワンオフ品”を製造することもできる。